日本では反社会的イメージが付きまとい<タトゥーはタブー>という認識がまだ残っておりますが、管理人自身は両腕にタトゥーがあります。そこで今回は、初めてタトゥーを入れたいと思っている方へ、入れるまでの流れや痛みについて個人的感想を書かせて頂きます。
管理人がお願いしているのは東京都武蔵野市(吉祥寺)に構える<Red Bunny Tattoo>の彫富貴さん(豊後錦絵会 彫浄一門)。右腕には、家族や友達への愛情または自由のモチーフとされる<ツバメ>をアメリカン・トラディショナルで。また左腕は両祖父母が花屋を経営していたことから<ユリとバラ>を少しリアリスティックな形で彫って頂きました。
施術までの流れ
彫師さんによっては多少の違いはあると思いますが、基本的には自分の入れたい図柄と場所を伝えるための<打ち合わせ>。彫師さんからメール等で送られてくる<サンプル画の確認>。そして当日は、お客の体型にあった図柄の大きさや向きを確認しながら、最終的に皮膚にイラストを転写させて<筋彫り>へと進みます。
針の痛み
ワンポイントのツバメに関して言えば<筋彫り>から<ぼかし>に入るのですが、痛みは筋彫りの方が痛いと思います。その中で腕へのタトゥーは痛みが少ないと言われており<カッターの刃先ではない(上の部分)で切られている>というのが、感覚的に一番近いと感じます。ただ腕に関しては言えば、決して耐えられない痛みではありませんし、注射が苦手という方でも充分に我慢が出来ると思います。(ただし関節回りは、針の振動が骨に響く感じで、痛みが強いように感じます)
彫りたての様子
下記動画のように、彫った直後は図柄の回りは腫れ赤みが出てしまうのが特徴です。ここから患部にワセリンを塗り、上からラップを巻かれた状態で帰宅することになります。なお当日の入浴は避け、施術後はシャワーのみで済ませるようにしてください。
術後のかゆみ
最低2週間は<傷口>であることを忘れずに適度な保湿を行う必要があります。特に施術後3日程経過すると<かさぶた>が出来始め、かなりの痒みが出てきます。そのようなこともあり、痛みやかゆみなどの症状に効く、痔の薬<ボラギノール>を進める彫師さんが多いようです。(管理人自身は、冬の乾燥肌が酷いこともあり、皮膚科から処方されたヘパリン類似物質油性クリームを塗っております)
まとめ
タトゥーを入れることは容易(痛みは除きます)ですが、当然のことながら簡単には消せません。希望の図柄だけでなく、将来的な見通しなどを最低でも3ヶ月程度は熟考し、そこから彫師さんを選ぶことをお勧めいたします。また彫師さんによっては得意不得意なデザインもあるため、必ず過去の作品を見た上で決めるようにしてください。また彫師さん曰く、薄着になる5月から8月が繁忙期のようですが、管理人の意見としては、前述の通り、術後のかゆみが伴いますので、湿度が高くなる6月以降の施術はお勧めできません。和彫などの面積が大きい物は1年を通して彫る必要がありますが、ワンポイントなどの場合は冬の時期にいれることをお勧めいたします。
店舗情報
店舗名 | RED BUNNY TATTOO |
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-1 3F |
電話番号 | 0422-21-2515 |
メールアドレス | info@red-bunny.com |
公式サイト | https://www.red-bunny.com/ |
担当彫師 | 彫富貴(豊後錦絵会 彫浄一門) |
撮影関連会社を退社後カリフォルニア州ロサンゼルスに渡米。帰国後<アメリカ製>の雑貨や自転車(Schwinn製)などの輸入販売をオンライン上で開始。2016年。イリノイ州シカゴに拠点を置く仮装用マスク及びコスチュームの製造販売を行うZagone Studios製品の販売を開始。2020年。正式にZagone Studios Japanとして日本国内における同製品の輸入販売業務を開始。趣味はモトクロスバイク / バーベキュー / ピンストライピング / サーフィン / 釣りなど…