100年以上の歴史を持つColemanのランタンの中でも、今尚高値で取引されるのがヴィンテージの<200A>。オークションサイトebayでは、状態に関係なく多くのランタンが出品されております。Fire-KingやZippo同様に年代ごとに刻印が入っているのも人気の秘密ではないかと考えております。光量や利便性を求めるのであれば現行型やLED型で十分なのですが、ヴィンテージ品が持つ独特の雰囲気に<所有欲>が出てしまうのも頷けます。
購入時の注意点
ebayを見る限りミント・コンディションの物も多数出品されており、私自身<デッドストック品>をいくつか仕入れていた時期もあります。ただ梱包を解いてみると、やはり底面の擦れ(塗装の剥がれ)がある商品が目立ちました。カメラの性能や光の加減はもちろんですが、出品者の(商品状態)判断によるところが多いと思います。決して安い価格ではありませんので、写真では判断が出来ない場合は、必ず出品者に質問することをお勧めいたします。
配送時の破損
ランタンの場合、配送時の破損(特にガラスグローブ)が気にかかるところですが、過去一度も破損した状態で届いた事はありません。もちろん出品者による心配りが重要ですので<評価>など、ランタンの<取引数>が多い出品者からの購入をお勧めいたします。
Colemanとは
1900年。ガソリン式ランプの将来性に着目したW.C.Colemanによってハイドロカーボン・ライトカンパニーが設立。従来製品の販売に試行錯誤した後、1905年に自身で開発をした製品を販売。後にColemanブランドが誕生し<真夜中の太陽>と称される。また自動車の普及に伴いオート・キャンプの市場に着目しストーブ開発。第二次世界大戦下ではアメリカ軍から求められた厳密な規格に基づいた調理用ストーブを開発導入。1954年にはクーラーボックスを販売するなど、現在はイリノイ州シカゴに拠点を置き、キャンピングやリクリエーション市場に向けた様々な商品を展開しております。
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撮影関連会社を退社後カリフォルニア州ロサンゼルスに渡米。帰国後<アメリカ製>の雑貨や自転車(Schwinn製)などの輸入販売をオンライン上で開始。2016年。イリノイ州シカゴに拠点を置く仮装用マスク及びコスチュームの製造販売を行うZagone Studios製品の販売を開始。2020年。正式にZagone Studios Japanとして日本国内における同製品の輸入販売業務を開始。趣味はモトクロスバイク / バーベキュー / ピンストライピング / サーフィン / 釣りなど…